vogelのChina and Japan: Facing Historyを読み始める(10)

日本はロシアを恐れていた。人口も資源もあるロシアを恐れていた。シベリア鉄道ができて,ロシアの兵力が極東に集まるのも時間の問題だという認識。これに打ち勝つには suprise attack しかないという主張。

当時の日本は満州よりも福建のほうに集中したかった。しかし,日露戦争の勝利で手に入てしまった満州から利益を得ようとリソースを投入するようになった。

満州は植民地としては初めて工業化の植民地だった。満州での日本の勢力拡大の様子が生々しい。満鉄と関東軍が2つの主要組織。

日本は東インド会社を研究していた。満鉄も似たような組織・働き。満鉄調査部はその当時の最先端の能力。後藤新平が満鉄に残した遺産とロシア革命の関係。

Vogel (2019)

References

Vogel, Ezra F. 2019. China and Japan: Facing History. Harvard University Press.